› 動物と暮らす・こにし動物病院 › 2011年12月
2011年12月18日
動物と暮らす
4月に開院し
皆様と
動物と暮らす喜びを分かち合うことが出来ましたことに
深く感謝いたします
ありがとうございます
年内は
12月31日(土)まで通常どおり診療いたします。
ペットホテルは年末年始も受け入れています。
皆様
良い新年をお迎え下さい。
2011年12月15日
ウサギのダニ
ウサギの皮膚や耳に寄生するダニの話
ウサギの皮膚の病気でよく遭遇するものにダニの感染があります。
ダニといえば犬に寄生する米粒~小豆サイズのダニが有名ですが、ウサギのダニは通常顕微鏡で見ないとわからないような小さなダニです。
病因
ダニが寄生しているウサギと接触したり、ウサギから落ちたダニの上を歩いたりすると感染します。
ウサギ同士は別のケージで飼育していて接触がなくても、遊ばせたり運動させたりする所が同じなら感染する可能性があります。
また、ウサギツメダニというダニはヒトにも感染し、ヒトを介して他のウサギに移ることがあります。
症状
白い綿のようなフカフカしたフケが出てきます。
痒くて掻いたり舐めたりして皮膚が見えるくらい毛が抜けます。この症状は首の後ろ側に見られます。
実は、この様な皮膚の症状が出るウサギはあまり多くなく、大半のウサギは無症状のままダニが寄生した状態になります。感染してから数年後に皮膚の症状が出るケースもあります。
発症してないウサギから他のウサギへの感染は学校のウサギ小屋といった多頭飼育の環境では大きな問題になります。
診断
ウサギの毛・フケを顕微鏡で調べます。
治療
殺ダニ剤を使用します。
注射・飲み薬・皮膚につけるタイプ等数種類あります。
気を付けないといけないのは、犬や猫用ノミ・ダニ駆除剤は安易にウサギには使ってはいけません。
犬や猫には安全でもウサギには危険なものがあります。
誤って使用するとかなりの割合で死に至るので、絶対に獣医師の指導を受けて薬を処方してもらって下さい。
その他
無症状のウサギが発症に向かう場合、ストレスや他の病気によって免疫力が落ちていることも考えられます。皮膚だけでなく全身の状態をチェックしてもらって下さい。
先に書いたようにウサギのダニはヒトにも寄生することがあります。ウサギは無症状でも飼い主さんに痒みや湿疹が出る場合はウサギのダニの可能性もあります。
通常はウサギの治療を行えばヒトの症状はすぐ改善します。
ウサギの体に白いフケやゴマのような物がついていたら早めに獣医師の診断を受けて下さい。
ウサギの皮膚の病気でよく遭遇するものにダニの感染があります。
ダニといえば犬に寄生する米粒~小豆サイズのダニが有名ですが、ウサギのダニは通常顕微鏡で見ないとわからないような小さなダニです。
病因
ダニが寄生しているウサギと接触したり、ウサギから落ちたダニの上を歩いたりすると感染します。
ウサギ同士は別のケージで飼育していて接触がなくても、遊ばせたり運動させたりする所が同じなら感染する可能性があります。
また、ウサギツメダニというダニはヒトにも感染し、ヒトを介して他のウサギに移ることがあります。
症状
白い綿のようなフカフカしたフケが出てきます。
痒くて掻いたり舐めたりして皮膚が見えるくらい毛が抜けます。この症状は首の後ろ側に見られます。
実は、この様な皮膚の症状が出るウサギはあまり多くなく、大半のウサギは無症状のままダニが寄生した状態になります。感染してから数年後に皮膚の症状が出るケースもあります。
発症してないウサギから他のウサギへの感染は学校のウサギ小屋といった多頭飼育の環境では大きな問題になります。
診断
ウサギの毛・フケを顕微鏡で調べます。
治療
殺ダニ剤を使用します。
注射・飲み薬・皮膚につけるタイプ等数種類あります。
気を付けないといけないのは、犬や猫用ノミ・ダニ駆除剤は安易にウサギには使ってはいけません。
犬や猫には安全でもウサギには危険なものがあります。
誤って使用するとかなりの割合で死に至るので、絶対に獣医師の指導を受けて薬を処方してもらって下さい。
その他
無症状のウサギが発症に向かう場合、ストレスや他の病気によって免疫力が落ちていることも考えられます。皮膚だけでなく全身の状態をチェックしてもらって下さい。
先に書いたようにウサギのダニはヒトにも寄生することがあります。ウサギは無症状でも飼い主さんに痒みや湿疹が出る場合はウサギのダニの可能性もあります。
通常はウサギの治療を行えばヒトの症状はすぐ改善します。
ウサギの体に白いフケやゴマのような物がついていたら早めに獣医師の診断を受けて下さい。
2011年12月08日
仔犬を飼い始めたら
病院には毎日のように仔犬の健康診断や予防注射があります。
初めて飼い始めた時の相談も多いので
今回は仔犬の体調変化についてお話しします。
生後二ヶ月の仔犬は人では3歳、
生後三ヶ月では5歳に相当します。
母犬の所、ブリーダーさんやペットショップで元気にしていた仔犬も、新しい家に迎え入れられると突然環境が変わり一人になるので、どうしても大きなストレスを感じ
体調を崩し易くなります。
仔犬の状態をよく観察して、変化があれば
早めに動物病院へご相談ください。
動きの変化
仔犬は良く食べて・遊んで・眠ります。
慣れないうちはじっとしていても、だんだんと遊び始めるのが普通です。
ずっと横になっていたり、体が冷たく感じる場合は低体温症や低血糖症等、緊急な状態が疑われます。
健康な仔犬の体温は39度前後で、触ると温かいです。
遊びながら耳や体をしょっちゅう痒がっていないか観てください。耳ダニやノミ・ダニ、真菌症の早期発見になります。
音や光に反応するかも健康状態のチェックに役立ちます。壁に頭を押し付けたり、頭が左右に揺れたりする場合は神経や肝臓の病気が考えられます。
食欲不振
家に来て直ぐにご飯を食べなくなった場合は、環境の変化によるストレスが考えられます。優しく接しながら御飯を口元へ持っていき、食事を促してあげて下さい。
丸一日食べない時は低血糖になる前に病院へ連れてきて下さい。
吐き気や下痢を伴うと脱水症状も起こすので早めの診察をお勧めします。
予防注射が打たれていない時は伝染病の可能性もあり得るので、ワクチンの接種歴は確認しておいて下さい。
◯吐き気
一度吐いた後も元気・食欲があれば様子を見て頂いて良いですが、吐き気を繰り返すようなら直ぐに診察を受けて下さい。
ストレス・感染症・異物の摂取等が考えられます。
◯下痢
下痢も吐き気と同様、繰り返すなら早めに診察を受けて下さい。特にケチャップの様な下痢(血便)は重症の可能性が高いです。
ストレス性の大腸炎、感染症や寄生虫、食事が合わないことによる小腸炎等が主な仔犬の下痢の原因となります。
仔犬は成犬の様に体力・免疫力が十分ではないので、ちょっとした体調の変化で重篤になりやすいです。
おかしいな?と思ったら早めの受診を心がけて下さい。体調に問題がなければ適切に予防注射を受けて下さい。
先日、食欲不振・下痢・嘔吐・低血糖の仔犬を預りました。
どうしても自分で御飯を食べてくれず、どんどん衰弱していくので、スタッフが家に連れて帰って看護してくれました。
ナミ「どうしたの?」
ハナ「大丈夫よ。元気出して」
ゴハンを食べるようになりました!
ハナ「良かったね。一安心だワン」
ハナ・ナミはどの動物にも優しく接してくれるので、とても助かります。
心のケアが上手な、大切な動物スタッフです。
初めて飼い始めた時の相談も多いので
今回は仔犬の体調変化についてお話しします。
生後二ヶ月の仔犬は人では3歳、
生後三ヶ月では5歳に相当します。
母犬の所、ブリーダーさんやペットショップで元気にしていた仔犬も、新しい家に迎え入れられると突然環境が変わり一人になるので、どうしても大きなストレスを感じ
体調を崩し易くなります。
仔犬の状態をよく観察して、変化があれば
早めに動物病院へご相談ください。
動きの変化
仔犬は良く食べて・遊んで・眠ります。
慣れないうちはじっとしていても、だんだんと遊び始めるのが普通です。
ずっと横になっていたり、体が冷たく感じる場合は低体温症や低血糖症等、緊急な状態が疑われます。
健康な仔犬の体温は39度前後で、触ると温かいです。
遊びながら耳や体をしょっちゅう痒がっていないか観てください。耳ダニやノミ・ダニ、真菌症の早期発見になります。
音や光に反応するかも健康状態のチェックに役立ちます。壁に頭を押し付けたり、頭が左右に揺れたりする場合は神経や肝臓の病気が考えられます。
食欲不振
家に来て直ぐにご飯を食べなくなった場合は、環境の変化によるストレスが考えられます。優しく接しながら御飯を口元へ持っていき、食事を促してあげて下さい。
丸一日食べない時は低血糖になる前に病院へ連れてきて下さい。
吐き気や下痢を伴うと脱水症状も起こすので早めの診察をお勧めします。
予防注射が打たれていない時は伝染病の可能性もあり得るので、ワクチンの接種歴は確認しておいて下さい。
◯吐き気
一度吐いた後も元気・食欲があれば様子を見て頂いて良いですが、吐き気を繰り返すようなら直ぐに診察を受けて下さい。
ストレス・感染症・異物の摂取等が考えられます。
◯下痢
下痢も吐き気と同様、繰り返すなら早めに診察を受けて下さい。特にケチャップの様な下痢(血便)は重症の可能性が高いです。
ストレス性の大腸炎、感染症や寄生虫、食事が合わないことによる小腸炎等が主な仔犬の下痢の原因となります。
仔犬は成犬の様に体力・免疫力が十分ではないので、ちょっとした体調の変化で重篤になりやすいです。
おかしいな?と思ったら早めの受診を心がけて下さい。体調に問題がなければ適切に予防注射を受けて下さい。
先日、食欲不振・下痢・嘔吐・低血糖の仔犬を預りました。
どうしても自分で御飯を食べてくれず、どんどん衰弱していくので、スタッフが家に連れて帰って看護してくれました。
ナミ「どうしたの?」
ハナ「大丈夫よ。元気出して」
ゴハンを食べるようになりました!
ハナ「良かったね。一安心だワン」
ハナ・ナミはどの動物にも優しく接してくれるので、とても助かります。
心のケアが上手な、大切な動物スタッフです。
2011年12月07日
年末・年始のお知らせ
本年も残すところあと僅かとなりました。
皆様 ありがとうございます。
年末・年始の診療時間をお知らせいたします。
◯年末の診療時間
平成23年12月31日(土)までは通常どおり診療いたします。
◯年始の休診
平成24年1月1日(日)~1月3日(火)
◯年始の診療時間の変更
平成24年1月4日(水)
通常は午前中診療ですが、誠に勝手ながら
午後4時~午後7時までの診療へ変更させて頂きます。
休診の日も緊急の場合は可能な限り対応いたします。
お困りの際はお電話下さい。
皆様 ありがとうございます。
年末・年始の診療時間をお知らせいたします。
◯年末の診療時間
平成23年12月31日(土)までは通常どおり診療いたします。
◯年始の休診
平成24年1月1日(日)~1月3日(火)
◯年始の診療時間の変更
平成24年1月4日(水)
通常は午前中診療ですが、誠に勝手ながら
午後4時~午後7時までの診療へ変更させて頂きます。
休診の日も緊急の場合は可能な限り対応いたします。
お困りの際はお電話下さい。