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てぃーだブログ › 動物と暮らす・こにし動物病院 › 病気の説明 › 与え過ぎに注意

2011年06月20日

与え過ぎに注意

今回は前回の食材に比べ毒性は低いが
与えすぎると体調を崩すおそれのある食材です。

◯生卵の白身
火を通していない卵白を過剰に与えすぎると
ビオチンというビタミンが不足することがあります。
ビオチン欠乏症は皮膚や筋肉に炎症を引き起こすことが知られています。
毎日 生卵をもらっていた犬が慢性の皮膚炎を起こしていた症例を見たことがあります。
卵が好きなワンちゃんも、ご褒美程度にあげるくらいが良いでしょう。

◯煮干や海苔
子供の時に
「骨を丈夫にする為に食べなさい!」って言われませんでしたか?・・・・我が家でも息子に食べさせていました。
小魚や海苔には骨の成長を助けるカルシウムやマグネシウムといった、ミネラル分が多く含まれます。
ミネラルが過剰になると、尿結石の危険性が高くなっていきます。
でも、大好きなネコちゃん多いですよね・・・。
煮干やかつおぶしが主食にならないように
おやつ程度にとどめておいたほうが良いです。

◯牛乳
牛乳を飲んだらお腹の調子が悪くなる人っていますね。
牛乳には乳糖という成分が含まれています。
この乳糖を分解する酵素をあまり持っていない人・動物は乳糖が消化できず、下痢をおこしてしまいます。
動物は人よりも下痢を起こすケースが多いようです。
また、牛肉のアレルギーを持っている場合は牛乳でもアレルギーを引き起こすので注意が必要です。

「牛乳おいしいんだよね。少し頂戴」
与え過ぎに注意



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Posted by こにし動物病院・夫婦 at 14:18│Comments(0)病気の説明
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